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スイカやメロンが野菜なのはなぜ?野菜と果物の違いって何?

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スイカやメロンはデザートとして食べるので果物と思われる方が多いですが、実はスイカやメロンは野菜なのです。

スイカやメロンが野菜なのには理由があります。
それは、農林水産省の中では野菜という判断基準にスイカやメロンは該当しているからです。
農林水産省で野菜と言う判断基準とはどういったものかと言うと、食用の草本性の植物であること、茎と葉からなり、実を付けた後は地上部分が完全に枯れてしまう植物であること、加工用としてではなく副食物として利用されること、苗を植えて1年で収穫する栽培方法であることと定義しています。

スイカやメロンは草から実になり、苗から1年で収穫され、実がなった後は地上部分が枯れていきます。
加工用前提としておらず、ご飯などの主食ではなくおかず的な位置の副食物として利用されるので野菜と言われるのです。

では野菜と果物の違いについて、農林水産省の定義から見ると、スイカやメロンのような野菜は草本性の植物であるのに対して、果物は木本性植物もしくは2年以上栽培できる草本植物であること、野菜は茎と葉からなり、実を付けた後は地上部分が完全に枯れることや苗を植えて1年で収穫するという栽培方法に対し、果物は幹が木化し、成長を続ける植物であり、地上部は多年にわたり花を咲かせ実を付けるサイクルを繰り返すこと、野菜は加工用としてではなく副産物として利用されるのに対して、果物は果実を食用とします。

つまり、野菜は草が主体であり、茎と葉からなり、実を付けた後は地上部分は枯れ、加工メインではなくおかず的な副産物として食べられ、苗を植えて1年で収穫する方法ですが、果物は木を主体として2年以上栽培でき、成長を続ける植物で、地上部は何年も花を咲かせて実を付けるのを繰り返し、果実が食用となる違いがあります。

スイカやメロンは苗を植えて、茎と葉が主体となってやがて実を付けます。
実を付けた後は地上に出ている茎と葉の部分は完全に枯れて、また次の年に再度苗を植えて育てることになります。
1年単位で苗から収穫まで終わり、何年も同じところに花を咲かせたり実を付けたりしません。
食べ方も加工用だけでなく副産物として利用されることで、農林水産省が定義している野菜に当てはまります。

野菜は草主体で苗から実がなり、収穫まで1年で終わり、実がなった後は地上部分が枯れるのに対して、果物は木主体で実がなっても同じところに花や実を何年もつけて、地上部分が成長し続け、実がなってから収穫まで1年で終わらないという違いがあることも分かります。