- いちごの毛の正体は何?
- 何科なの?
- 実や種はどの部分?
について調べてみました(^^)/
《結論》
- いちごの毛の正体は「雌蕊(めしべ)」
- バラ科
- 果実は粒々の種のような部分
- 種は粒々の中にある
でしたよ。詳しく紹介していきます。
いちごの毛の正体は何?
イチゴの実をよく見てみると、茶色い細かい毛がいっぱい付いてますよね。
その剛毛さに口にするのを躊躇する方もいるかもしれませんが、
口に入れてしてしまえばその美味しさに気にする人はあまりいません。
ではあの毛は何なのか?
毛の正体は、雌蕊(めしべ)です。
赤い実のような部分は花床
あの赤い実の部分は、本当は実ではなく花床(かしょう)というものです。
花托(かたく)とも言われます。
花床とは
花床は
「花びら、雄しべ、雌しべ、がく」などが付いている部分のことです。
それの肥大したものが私たちが食べているいちごの部分なのです。
いちごの果実はどこ?
元はイチゴの花の茎の仲間のようなもので、本当は種のような小さな粒々が果実です。
イチゴの花を観察してもらうとわかるのですが、
真ん中に小さなでっぱりがあり、そこから「めしべ」がたくさんついています。
その出っぱりこそ花床であり、毛は「めしべ」の名残りというわけです。
いちごの種はどこ?
そうしますと、「苺の種子はどこにいった?」となりませんか?
ほとんどの果物は実の中に種がありますよね。
先述しましたが、イチゴの果実は種のような小さな粒々です。
つまりあの小さい種のような中に、またさらに小さい種が入っているということになります。
種だと思っていたら、実は果実。
果実だと思っていたら、実は茎に近い部分。
だったんですね(*´▽`*)
イチゴは何科?
いちごはバラ科です。
イチゴをはじめバラ科の花の特徴は皆一緒で
原種の花びらの基本は5枚です。
「バラって花びらが多いけど、一緒なの?」と不思議に思いましたが
実はバラのあの花屋などで見られるバラは品種改良された園芸種なのです。
ただ全てが5枚かと言えばそうではありません。
バラ科にも花びらが4枚になる例外があります。
桜やハナマスもバラ科
イチゴの他に、桜、ハマナス、吾亦紅(ワレモコウ)などがバラ科です。
共通点は花びらで、共通して5枚なんです。
さいごに
イチゴ以外にも、食べている果実の部分は
私たちが思っているものと全く違うものはまだまだあります。
普段食べている果物も、「調べてみたらそうだった」ということもあるかもしれませんね。
いちごのことを夫に教えたら「そうなんだー!知らなかった」
と感心されたので、雑学として披露するのにもいいかもしれません(#^.^#)
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