おせち料理の中に入っている、白いお花のような「ゆり根」。
ホクホクした食感が美味しいんですよね♪
「美味しいけれど、ゆり根ってどんな意味があっておせち料理に入っているんだろう?」
と思ったので調べてみました(^_^)/
ゆり根は何故おせち料理に入っているの?
その形が幾重にも花弁を重ねたような形である事から「年を重ねる」、
そしてその重なり合う様子が「仲が良いこと=和合」に通じるとされ、吉祥の象徴とされました。
また、重なり合った麟弁を子宝に見立て『子孫繁栄』を祈ったり、
古来ではゆりに霊的な力があるとされ「無病息災で暮らせるように」と願われてきたようです。
縁起のいい食材なのですね(*´▽`*)
『ゆり根』は関西方面で特に好まれる食材で、関東地方では馴染みが薄いかもしれません。
オニユリやヤマユリ、スカシユリといった、苦み(灰汁)の少ない食用の百合の根の部分、いわゆる球根の部分を指します。
栄養が豊富
ゆり根は、驚くほど栄養価が高く主成分は炭水化物。
そしてじゃがいもの2倍ものたんぱく質があり、滋養強壮にてとも良い食材です。
さらに、他の食材では接種しにくいリンや、カリウム、
鉄などという栄養素が含まれており、食物繊維が豊富で、ビタミンB群、ビタミンCと美容成分も豊富です。
その栄養価の高さから、昔は産後の母親や病人の体力を回復させるために食されていたようですよ。
コロコロとしたゆり根は、11月~12月が旬。
わざとつぼみを切り落とし、3年かけてじっくりと土の栄養分を吸わせながら育てるそうです。
栄養価の高さにも納得がいきますよね。
ゆり根の食感
食感はホクホクとしており、茶わん蒸しの具にしたり、そのまま甘煮にしておせちに入っている事が一般的ではありますが、
裏ごしにしてきんとんにするなど、和菓子のように楽しむこともできます。
グラタンやポタージュスープにしても美味しくいただけますよ。
以前、てんぷらを食べたことがありますが
ホクホク&サクサクでとっても美味しかったです(#^.^#)
さいごに
ゆり根って、美味しいな♪と思っていましたが、
こんなに栄養満点で縁起の良い食材だなんて知りませんでした。
これからは普通の日でも料理に取り入れたいな~と思います(^^)
まだ食べたことがない方も、ぜひ味わってみてください♪