ステンレスボウルはガラスのボールと比べると軽くて、
割れる心配もないので安心して使えるイメージがあります。
ステンレスボウルは食材を速く冷やすことができる利点がありますが、
逆に食材を温めたり加熱することはできるのでしょうか?
そこで、
- ステンレスボウルを鍋の代わりに使って大丈夫なのか
- 使えるとしたら耐熱温度はどのくらいなのか
- 直火だと変色するのか
について調べたので紹介します。
《結論》
★直火可能であると書かれている商品であれば、鍋の代わりとして使える。
鍋の代わりとして使う時の注意点は、
- コンロより大きいサイズのものを使う
- 空焚きはしない
- 密閉した状態で火にかけない
- 火傷に注意する
★耐熱温度は300度くらい
★直火にかける頻度が多いと段々黒く変色してしまう
ステンレスボウルは鍋の代わりに使って大丈夫?
まず、鍋の代わりに使えるのかどうかについてですが
結論から言うとステンレスボウルは直火にかけることが可能なので鍋の代わりに使うことはできます。
ただし、注意点があります。
それは、
- 必ずコンロの出火位置を覆える以上のサイズを使うこと
- 空焚きは禁止
- 鍋のように持ち手が無いので扱いに注意する
- 火にかけることでステンレスの底が黒く変色してしまう可能性がある
ことです。
小さいサイズのステンレスボウルだと
火にかけた時に火が出る位置の方が高くなってしまい
火傷や火事に繋がってしまう可能性があります。
鍋の代わりに使いたいなら大きいサイズのものを使うようにしましょう。
火によってステンレスボウルが変色するので、ボウルの色が変わってしまうことを覚悟して使うことです。
基本は直火可能ですが、商品によっては直火できないものもあるので
使う前に必ず直火可能かどうかを確認することが大事です。
耐熱温度はどれくらい?
ステンレスボウルの耐熱温度は、約300度とされています。
ステンレスの特性として温まるまで時間はかかりますが、保温性があるので一度温まると冷めにくいという特徴があります。
直火だと変色する?
ステンレスボウルは、火にかける頻度が多くなると
段々と底が黒く変色してしまいます。
なので、色が変わってしまっても良いものや
火にかける専用のボウルと決めて使うことをおススメします。
ステンレスボウルが変色する原因として火の他にボウルに入れた水や食品も影響します。
ボウルに水や食品を放置せずに、
すぐに捨てたり、別の容器に入れ替えることで変色のリスクを少しでも減らせます。
まとめ
ステンレスボウルは直火可能であると書かれている商品であれば、
火にかけることができるので鍋の代わりとして使えます。
耐熱温度は約300度です。
直火にかける頻度が高いと変色していきます。
鍋の代わりとして使う時は、
- コンロより大きいサイズのものを使う
- 空焚きはしない
- 密閉した状態で火にかけない
- 火傷に注意する
ことといった点に気を付けましょう。
ステンレスボウルは、鍋がない時にも役立ちます。