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【運動会の歌】昭和の歌詞はどんなものがある?

2022年6月8日

運動会の歌 昭和

運動会は秋に行われる場合と春の5月くらいに行われる場所があるようです。

  • 【運動会の歌】昭和の歌詞はどんなものがある?

について紹介します。



運動会のうた

運動会だ チャ チャチャチャ
すてきだ チャ チャチャチャ
がんばれ チャ チャチャチャ
よわむしなんか いるもんか

あか勝て (手拍子) しろ勝て (手拍手)

エイ! エイ!オー!

この歌は昭和生まれの筆者が幼稚園の頃に歌った記憶があります。

もしかすると今でも歌っている所はありそうですよね。

「素敵」の意味は何が素敵なことなのか解釈することは出来ませんでしたが、

手拍子を「パパパン!」と入れたのを覚えています。

運動会の歌

待ちに待ちたる 運動会
明けゆく空に 雲晴れて
日も輝きぬ 気も清し
いざいざ来たれ 我友よ

勝ちも負けるも 時の運
ただいざよく きそあはし
かねて鍛えし うではいま
いそげ我友 おくるなよ

こちらの運動会の歌は戦前に作られた物だそうです。

高齢者の方しか知らない方が多いそうですよ。

歌詞は2番まで紹介しましたが、2番の歌詞にある「勝ちも負けるも時の運」という言葉が考えさせられますね。



うんどうかいのうた

そらは あおぞら うれしいな
きょうは たのしい うんどうかい
そろって そろって うたおうね

はたは ひらひら きれいだな
きょうは たのしい うんどうかい
げんきで げんきで はしろうね

かあさん いっしょだ うれしいな
きょうは たのしい うんどうかい
みんなで みんなで おどろうね

こちらは時期は不明ですが、小さい子向けの運動会の歌であると思われます。

シンプルで分かりやすい歌詞なので昭和の後期頃に作られたものではないかと思います。

この歌が他と違うのは、勝利に関しての記述はなく、ただ単に運動会を楽しむという内容であることです。

また、3番の歌詞には「かあさんいっしょだ」という言葉が出て来ますが、

運動会と言うと父兄参加の競技もありますよね。

そこにお母さんが参加してくれたという意味なのでしょうか。

開会の歌

緑の風に朝をよぶ
あおぐ青空 心はおどる
ああ夢わく日 楽しく集い
はなとひらく 運動会
いざ友よ 希望明るく
手をくんで 明日の日本を背負うのだ

これは開会式の時に歌うそうなのですが、

なんと調べてみると和歌山県でくらいしかこの歌は歌われていないことが分かりました。

「明日の日本を背負うのだ」という歌詞を見ると戦時中の歌詞のように思えますが、

実際の所、1953年の紀州大水害をきっかけに希望を持って欲しいということで書かれたそうです。

この歌詞を書かれたのは小学校の先生だったということです。

どんな困難があっても日本の為に頑張ろうという強い気持ちが感じられますよね。



始めの歌

待ちに待ちたる運動会
来たれり来たれり ああ愉快
吹く風涼しく 日はうららか
鍛えし技術 練りたる手並み
正々堂々 出々で示さん
まっ先かけて 遅れはとらじ
まっ先かけて 遅れはとらじ

これも開会式に歌われていたもので、戦前からあるという曲だそうです。

戦前からあるということで、歌詞が少し今のものとは違い難しく感じますね。

絶対に負けてはいけないという気持ちが強く感じられます。

さいごに

玉入れ

昭和に作られた運動会に歌われる歌の歌詞をご紹介しました。

近年では順位を付けない学校などもあると聞きますが、

やっぱり運動会というものは順位があるからこそ面白いというのが

昭和の歌詞が教えてくれるような気がしました(∩´∀`)∩