五月五日の端午の節句の日に子どもの無病息災を祈願して菖蒲湯に入る家庭も多いですが、
実は関西地方では菖蒲湯に入らないと言われています。
- 菖蒲湯は関西では入らない?
- 端午の節句の関東との違いは?
について調べてみました(^^)/
菖蒲湯は関西では入らない?
関西地方では菖蒲湯に入らないのかについてですが、
具体的になぜ入らないのか?という表記が見つかりませんでした。
なので、関西地方でも端午の節句には菖蒲湯に入る家庭もあり、
関西地方は菖蒲湯に入る風習はないとは言えず、
関西関東、どこの地域でも関係なく端午の節句に菖蒲湯に入る家庭が多く存在していると言えます。
↓ 菖蒲湯の入れ方はこちらで紹介しています。
菖蒲湯の入れ方は?いつ入るの?意味や効果は?
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端午の節句の関東との違いは?
関西地方と関東地方で端午の節句の風習の違いはいくつかあります。
柏餅とちまき
1点目は、関東地方では端午の節句に柏餅を食べますが、関西地方ではちまきを食べる点です。
柏餅は江戸時代に今の東京がある江戸で誕生し、
江戸から関東地方へ広がっていったことから、現在も関東地方を中心に食べられています。
一方で、関西地方は平安時代に京都を中心にちまきが食べられるようになって
関西地方に広がっていったことから関西地方ではちまきの方が主流になりました。
五月人形
2点目は端午の節句に飾る五月人形の違いです。
関東地方ではシンプルな鎧飾り、関西地方では豪華な兜飾りが好まれる傾向があります。
五月人形を贈る人
3点目は五月人形を贈る人は
関東地方では嫁ぎ先の実家からが多く、
関西地方ではお嫁さんやお婿さんのご両親が贈ることが多い点です。
昔、お嫁さんやお婿さんのご両親は気軽に子どもに会いに行くことが出来ませんでした。
その為に、お祝いの品である五月人形を贈り、成長の確認に行っていた風習が関西地方には残った為、
お嫁さんやお婿さんのご両親が贈る風習が今でも残ったと言われています。
関東地方では江戸時代から、「男の子が誕生したら五月人形を父方の実家が贈っていた」習慣が残っている為、
父方の実家や嫁ぎ先の実家から贈る風習となっています。
張子の虎
4点目は関西地方では、端午の節句に張子の虎を贈る習慣があることです。
これは関東地方にはありません。
関西地方は端午の節句が中国から伝わった時代に今の奈良県である平城京に都があったこと、
中国では昔から虎を神のように崇める文化があり、
魔よけや厄除け、守り神として神聖なものと広まり、
関西地方で張子の虎が飾られるようになったのです。
子どもの健康を願う無病息災として、魔よけや厄除けとして子どもや家族を守ると意味で飾られています。
まとめ
菖蒲湯は関西地方では入らないと言う具体的なデーターが少なく、
実際には関東関西地域関係なく、端午の節句の日に菖蒲湯に入ることが広まっています。
また、関東と関西では端午の節句の風習に違いがあり、
食べるもの、五月人形を贈る方、関西地方では張子の虎が贈られることが挙げられます。
関東でも関西でも、子供の健康を祈ってお祝いするのは一緒ですね(^^)/
我が家もそろそろ五月人形を飾って、お祝いの準備をしようかなと思っています。
美味しい柏餅も欠かせません♪