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【蝋の落とし方】床・ガラス・コンクリート・服・机・壁についた場合は?

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日頃、アロマキャンドルを楽しんでいる方がいるかもしれませんが、溶けたろうそくの蝋が付着してしまったときの落とし方についてお伝えします。

床に少量の蝋が付着した場合、お勧めの落とし方は、ドライヤーの温風を当て、溶けた蝋をティッシュやキッチンペーパーで拭き取ります。

溶けた蝋はすぐ拭き取り、汚れたらきれいなティッシュやキッチンペーパーに取り換えることがポイントです。

大量の蝋を落とすには、固まるまで待った蝋を定規で削り掃除したあと、残った蝋は少量の蝋と同様にドライヤーを使って落とします。

ガラス容器に入った円筒型のろうそくに火を灯し燃え尽きると、蝋が底や側面に残り取り難いですが、蝋を取り除けば新しいろうそくが入れられます。

小さな円筒型のろうそくか、ろうそく瓶の蝋を取り除く最も効果的な方法は、冷凍庫に入れて蝋を凍らせることです。

凍らせるとき注意するのは、常温までろうそくが冷めたあと冷凍庫に入れることです。

冷凍庫に高温のまま入れると、急激な温度の変化によってガラスが割れてしまう恐れがあるため、触れて冷めていることを確認しましょう。

最低限1時間ほど凍らせると、徐々に収縮する蝋がガラスの側面から剥がれ、とても簡単に取り除けます。

1時間ほど経過したら、冷凍庫から取り出したガラス容器の底を手のひらで叩き蝋を出します。

ガラス容器に付着している残った蝋は、指や安全なナイフで剥がし取り除きます。

残った蝋の小さな破片を全て取り除くため、ベビーオイルや酢に浸した綿球や綿棒でガラス容器を拭くか、多少湿らせたキッチンタオルで拭きます。

ろうそくの主原料は、原油から採れるパラフィンワックスです。

水では落とせないコンクリートに付着した油汚れは、台所用の中性洗剤や、

重曹、セスキ炭酸ソーダ、過炭酸ナトリウムなどのアルカリ性洗剤を使い、油を浮かせて落とします。

衣服に付着したシミはすぐ抜きますが、すぐ落とそうと熱いうちに蝋をこするとほかの部分に広がってしまうため、

まず乾かし乾燥させて落ちやすくします。

蝋に氷を当てたり、冷凍庫に入れたりすると、速く固まります。

蝋が乾燥したら、鈍いナイフで簡単に落とせる部分をかき落とします。

デリケートな繊維の衣服は、スプーンで軽く蝋をかき落とします。

ナイフの代用として、クレジットカードの端でもかき落とせます。

蝋をかき落としたあと、衣服の蝋が付着した部分にペーパータオルか布を当てます。

ドライに設定し、熱したアイロンを押し当てると、蝋がペーパータオルや布に移ります。

蝋が付着したペーパータオルや布は交換しましょう。

繊維が生地に入り込まないように、フリースやウールはペーパータオルの代わりに吸い取り紙を使います。

アイロンを当てたあと、しみ抜き剤をつけ、熱いお湯で衣服を洗います。

白や薄い色の衣服に色つきの蝋が付着した場合、白に漂白剤、色柄物に酸素系漂白剤を使うことはとても重要なことです。

乾燥器の熱で生地に蝋のシミが定着しないように、完全にシミが落ちたことを確認してから乾燥機に入れましょう。

机に付着した蝋は、しっかり角がある定規やものさしで削り落とします。

できるだけきれいに完璧に近づけるため、95%以上削り落としたカスは、掃除機で吸い取ります。

適量のクリームクレンザーを机にまき、濡らしたあと絞ったスポンジでこすり洗いすると、蝋を研磨粒子が取り込みます。

その後、絞ったタオルで拭き、タオルをすすいで繰り返し拭きます。

ビニール袋に入れた氷を、壁に付着した蝋が硬くなるまでこすりつけて固め、切れ味が鈍い包丁かへらで削り落とします。

その後、少量の水を混ぜた洗剤で拭き取ります。

アロマキャンドルをゆっくり楽しむためにも、うっかり床に蝋を落としたり、衣服に付着したりしないように、くれぐれも注意したいものです。