- 眼鏡の緑青の落とし方
- 原因や防止策
について紹介します。
眼鏡の緑青の落とし方
重曹を使う
重曹は油汚れに強く、研磨効果もあるんで眼鏡に付着した緑青を落とすのに効果が期待できます。
重曹と水を1対2の割合で混ぜてペーストを作り、古い歯ブラシや綿棒を使って緑青が付いた部分を優しく磨き、水拭きをします。
水分が残らないようにしっかりと乾拭きして完了です。
クエン酸を使う
重曹の他にクエン酸を使う方法もあります。
クエン酸小さじ2分の1に水100ミリでクエン酸水を作ります。
クエン酸の代わりに酢と塩1対1の割合で混ぜ合わせたものでもOKです。
キッチンペーパーをクエン酸水に浸し、それを緑青部分に張り付けてラップで覆って30分から60分放置し、
ラップを丸めて緑青をこすり落とします。
一度に落とすのではなく様子を見ながら数回に分けて行うのがポイントです。
水に浸しても問題ない眼鏡だったらクエン酸水やお酢に30分浸すのも良いです。
原因や防止策は?
緑青を発生させるリスクを減らす為に必要なこととして、
使用後は濡らした布で拭き取って水分や皮脂を落として乾いた布で水分をしっかり拭き取って乾燥させたり、
湿気の多いところは空気中の水分によって錆が発生する可能性があるので
空気に触れないように眼鏡ケースに入れて保管したり、定期的な掃除が予防に繋がります。
眼鏡の緑青は汗や水分、皮脂が長時間放置されて蓄積することで酸化するのが原因で発生します。
緑青の発生を抑制する為には、使った後は水洗いして汗や皮脂を洗い流して水気をよく拭き取って乾燥させること、
空気に触れないように眼鏡ケースに入れて保管すること等普段からの手入れが大切です。
緑青(ろくしょう)とは
緑青とは銅や真鍮などに発生するサビのことです。
例えば10円玉に緑色のようなものが付着しているのを見かけることがありますが、それが緑青です。
緑青は眼鏡の鼻あて部分に発生します。
フレームと鼻あてが一体化されている眼鏡だと心配ないのですが、
長く使っていると鼻あて部分がなんか青緑のようなものが付きます。
サビの一種ですが、サビが金属の表面を覆うことで腐食を防ぐ役割があり、
無害なので触っても問題はなく、人体に悪影響を及ぼすようなものではありません。
発生する原因
緑青が発生する原因は、水分、酸素、塩分と銅が混ざり合って化学反応が起きるからです。
金属に汗などの水分や塩分が付いて酸化し、それを放置することが原因となって緑青の発生リスクを高めます。
眼鏡を付けていて汗をかいて長時間何もせずにそのまま放置しておくと緑青が発生します。
発生させないようにする為にこまめに手入れすることが必要ですが、もし発生した場合に重曹が良いと言う話もあります。
さいごに
緑青は重曹やクエン酸を使って落とすこともできます。
重曹もクエン酸も手に入れやすいので、気軽に試せると言えます。