おせち料理に入っていて人気の高い「ぶりの照り焼き」
これにはどんな意味があるのだろう?と思ったのでしらべてみました(^_^)/
ぶりは出世魚なので、立身出世を願っておせち料理に入れる
という意味がありましたよ。
詳しく紹介してきます♪
何故おせち料理にぶりが入っているの?
何故お正月にぶりの照り焼きを食べるのか、それには『ぶり』という魚に理由があります。
ぶりはその大きさによって名前が変わる、いわゆる出世魚。
地域にもよりますが、イナダやワラサ(お寿司屋さんで言うハマチ)と呼んだりします。
★関東:モジャコからはじまり、大きくなるにつれてワカシ、イナダ、ワラサ、ぶりとその名を変えていきます。
★関西:ツバス、ハマチ、メジロ、ぶりとなり、地方によってその呼び名も様々です。
大きさは違えど、最後の大きさ(大体80cm)になるとどの地域でもぶりと呼ばれるようです。
このように、大きさによってどんどん名前が変わっていくために、立身出世を願ってお正月に食べられます。
そしてこのぶり、出世だけでなく「出生」も運んできてくれるとされ、大変縁起の良い魚です。
お正月だけでなく、お目出たい席や新たな門出の席にはもってこいの一品なのです。
ぶりはお重のどこに入れる?
ぶりの照り焼きはおせちの基本に入っている食材です。
三の重まであるおせちの重箱の中で、二段目の焼き物に入ります。
魚を使った焼き物は、他にもさわらや鮭などもあります。
また、松風焼きや牛肉の八幡焼きなども入るので、同じ色の食材が多くなりがちですが
二の重にはその他にも紅白なますや酢れんこんなどを入れます。
焼き物が多く入りますが、全体的に色味が偏らないように白や赤のバランスよく詰めるのがおすすめです。
お正月用に売られているハランや飾りなどを上手に使うと、お店で売られているおせちのようにきれいに見えますよ!
これだと手軽ですね。
さいごに
師走のこの時期のぶりはとても脂がのっていて、非常においしく頂ける一番の時期でもあります。
おせちだけなく、お正月のお刺身の盛り合わせなどにも入っていることが多いですよね。
寒いこの季節、みんなでお鍋を囲みぶりしゃぶなども楽しめます。
以前行ったことのある九州地方では、お雑煮にもぶりが入っていましたよ。
おせちには「めでたいことを重ねる」という意味も込められています。
お正月には、家族みんなでおせちを囲んで縁起よく年の初めを迎えたいなと思います(*´▽`*)✨