- お彼岸中にやってはいけないこと
について紹介します。
《結論》
★お彼岸に絶対やってはいけないことは無いが、
- 神事に関すること(お宮参りや御朱印集めなど)
- お見舞い(配慮が必要)
はしない方が良かったり、配慮が必要。
★土いじり・海などの水辺に行く、結婚式、旅行、引っ越し、納車は問題ないとされている。
やってはいけないことはありませんが、
お彼岸はご先祖様や亡くなった方とつながれる期間なので
まずは心静かに手を合わせたり、大切に思い出して過ごしたいものですね。
お彼岸でやってはいけないことはある?
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春は3月、秋は9月にあるのがお彼岸です。
毎年期間は変わりますが、一週間がお彼岸の期間になっています。
「お彼岸でしてはいけないことはあるの?」という疑問を抱くかもしれませんが
結論から言うと、お彼岸中にやってはいけないということは特にありません。
ですが、避けた方が良いと言われていることはあります。
土いじり
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お彼岸は土いじりはしない方が良い
とも言われますが、これは土用の期間のことです。
土用の期間は土の神様が土を支配するので、土の気が強くなります。
この期間中に、人間が土をいじると神様を怒らせてしまう
と言われているからです。
お彼岸の場合は
お墓が荒れていた場合など、草むしりをして土の状態もキレイに整えてあげた方が
ご先祖様も安心して眠ることが出来ることでしょう。
海など水辺に行く
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川遊びや海遊び、釣りなど…水辺に行きたいという方もいると思います。
お盆の場合はよくないと言われていますが、
お彼岸の場合は特に悪いということではありません。
ただ、お墓参りにも行かずに水辺に行くというのはあまり好ましくありません。
亡くなった方は水辺に集まってきやすいと言われています。
納車
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たまたま納車とお彼岸がかぶってしまうこともあります。
納車をお彼岸にしても全く問題ありません。
出来ればお彼岸の前でもあとでも構いませんので、
新しい交通安全のお守りを購入したり、神社でお札を受けたりすると良いでしょう。
神事に関すること
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できたら神事に関することはしない方が良いでしょう。
お彼岸は仏教の行事でありお坊さんが関わることですが、
神事は神主さんが関わることです。
今は考え方も変わって来ておりタブーではなくなりましたが、
最近はご朱印を集めることが趣味の方もいますよね。
そのような神社巡りなども出来るだけ彼岸の時期は避けた方がベストです。
赤ちゃんが生まれたりしてお宮参りをしたいと考えている方もおられると思いますが、
お彼岸の時期とはずらした方が良いでしょう。
結婚式
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結婚式をお彼岸にするのはバチ当たりと考える方もいるようですが、これも問題ありません。
本当にバチ当たりでしたら結婚式場も彼岸期間は休みになることでしょう。
むしろこの期間は価格が安くなっていたり、
お墓参りで帰省する人も多くいるので挙式を挙げる人も増えているようです。
挙式を挙げるにしてもお墓参りに行くことは忘れないようにして下さい。
あくまで優先は故人をしのぶことです。
引っ越し
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3月と9月にあるお彼岸ですが、
特に3月は進学・就職・転勤などで引っ越しシーズンでもあります。
どうしても引っ越しの日が彼岸期間中になるということは珍しくないことです。
正直3月は引っ越しをしたいのにどこも予約かいっぱいで
なかなか引越せなくて困っているという人が多いのも現状です。
なのでお彼岸の期間だとしても引っ越しが出来るなんてラッキーです。
できるなら、お墓参りをしてご先祖さまにご挨拶をするようにしましょう。
お見舞い
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入院中の方のお見舞いに行くことも問題ではありません。
ただ、配慮も必要でしょう。
もし相手が重い病気で入院中なのであれば、出来るだけ避けた方が良いです。
人によっては気分を害してしまうこともあります。
入院生活というのは退屈で心細いものです。
上記のように捉える人ばかりではなく、来てくれて嬉しいと思ってくれる方もいるはずです。
間違っても仏壇に供えるような花を持っていかないように気を付けてください。
旅行
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私の身の回りでも、お彼岸を利用して旅行をしている人はけっこういます。
これも問題ではありません。
お彼岸の日はたくさんの人が地元に帰省してきたりします。
もし全然別の場所を旅行したいということであれば、
お彼岸が終わってからでも良いのでお墓参りに行く時間は取るようにするといいと思います。
さいごに
お彼岸にしてはいけないこと、しない方がいいこと
色々言われていますが、大切なのはご先祖様と繋がれる期間だということ。
「ご先祖さま、亡くなった方のことを思い出しながら過ごす」
ことは忘れないでいたいですね。
ご先祖様は何が喜ぶかな?と考えながらお供え物を探すのも素敵な時間だなと思います。