- 父の日はいつから始まった
- 由来は?
をお子さんに分かるように簡単に説明します(*´▽`*)
父の日はいつから始まった?由来は?
父の日は日頃頑張って働いてくれるお父さんに「ありがとう」の気持ちを伝える日です。
みなさんの住んでいる日本では、毎年6月の3回目の日曜日が父の日になっています。
6月になるとスーパーマーケットなどで、お父さんの似顔絵が飾ってあるのを見かけたことがあるお友達もいっぱいいることでしょう。
日本では似顔絵を描いたりお手紙を書いたりかたたたき券を作ってプレゼントしてあげたりすることがよくありますよね。
では、父の日はいつから始まったかはわかりますか?
父の日はアメリカ生まれ
父の日が誕生したのはアメリカです。
父の日を広めた方はアメリカ人のドットさんという女性です。
このドットさんにはお母さんがいませんでした。
皆さんの中にも、もしかするとお父さんがいない、もしくはお母さんがいないという方もいるかも知れませんよね。
親が一人だけで子供を育てるというのはとても大変なことです。
ドットさんは一人で自分のことを育ててくれたお父さんに感謝する為に、
お父さんの誕生日のある6月の教会に行って礼拝をしてもらったそうです。
礼拝というのはお祈りのことです。
1909年のことでした。
今から100年以上も前にあったということですよね。
元々「母の日」はあったそうですが、ドットさんは「父の日もあるべき」と思ったそうです。
それを教会にお願いして広まっていったそうです。
でもアメリカでは父の日が国のイベントとして認められるようになるまでは60年もかかってしまったそうです。
日本での父の日のはじまり
日本で父の日という言葉が入って来たのは1950年くらいと言われていますが、
この頃はまだ言葉だけ入って来たというだけで、特別何かするという人はほとんどいなかったようです。
日本で父の日が当たり前になったのは1980年代のはじめ頃です。
1981年に「日本ファーザーズ・デイ委員会」というものが出来ました。
ファーザーズ・デイというのは英語で父の日のことを言います。
この委員会が日本での父の日を広めたことで、デパートなどでは父の日のプレゼントコーナーが出来るようになりました。
また、最近は行われないことも増えているみたいですが、
幼稚園で父の日にお父さんの似顔絵を描いたりプレゼントを作ったりするようになったのもこの頃からです。
さいごに
父の日はお父さんに感謝をする日なので、
何かプレゼントをあげなくても「ありかとう」や「大好きだよ」とぜひ伝えてみてください。
それだけでもお父さんはきっと喜んでくれるはずですよ(*´▽`*)