- 八十八夜のお茶は縁起がいいの?
- 由来や意味は?
について調べてみました(^^)/
八十八夜のお茶は縁起がいいの?
八十八夜のお茶は新茶と言われており、
皮膚の粘膜を保護するビタミンCや
精神に安定をもたらすテアニンなどの栄養価の高い成分が多く含まれています。
その新茶を飲んで、私たちの祖先は家族の1年の健康を願ったのです。
また、八十八夜の八(ハチ)の字は「末広がり」の意味があり、この「八」の字も縁起のよさに関係しています。
このような季節に、摘まれたお茶が美味しくないわけがありませんよね。
八十八夜の意味や由来
「八十八夜」とは、歌にもある通り
♪夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘みぢゃないか♪
というフレーズから、新茶を摘む農家の方の様子が目に浮かびますよね。
八十八夜は、立春(2月4日か5日)から数えて88日目に当たる日です。
通年は、大体5月1日か2日になります。
この八十八夜の時期は、「別れ霜」にあたると言われており、季節は春から夏。
霜が降りる時期は過ぎ、この八十八夜以降は、ほとんど寒い季節が訪れないと考えられる時期になりました。
新茶が摘まれる
八十八夜に摘まれるお茶の葉は「新茶」です。
「新茶」と呼ばれるお茶を口にすると、甘味と旨味が混ざった新鮮な風味が口いっぱいに広がりますよね。
八十八夜の時期に摘まれるお茶の葉が、「新茶」とよばれるお茶のことなのです。
新茶には、テアニンとよばれる甘味と旨味の成分が多く含まれていています。
このテアニンの成分は、精神の安定やリラックス効果をもたらしてくれて、集中力や記憶力にも作用してくれるのです。
確かに新茶を飲むと気持ちが安定して、周りの方に機嫌よく接することができるような気がします。
眠りにも大きく作用するので、熟睡することができ、翌日の目覚めが非常によいものになるでしょう。
二番茶とは
二番茶とよばれるお茶は、いつ頃摘まれるのでしょうか?
新茶の茶摘みから、約6~7週間くらいあとに積まれるお茶の葉です。
カテキンといった成分が増えてしまい、少し苦みを感じるお茶になります。
八十八夜に米の種まき
他に、八十八夜にお米の種まきをすると、秋に美味しいお米が収穫できると言われています。
日本人が昔から慣れ親しんだお茶とお米が関係する八十八夜は、農家の方や一般の方にも大切な日です。
美味しいお米に高級な新茶。まさに贅沢な食事であり、ひとときですよね。
さいごに
新茶って香りが良くてうまみもあって、本当に美味しいですよね(*´▽`*)
「毎年、新茶を楽しみにしてる」
という人も多いのではないでしょうか。
新茶が摘まれた様子や季節も想像しながらいただくと、また美味しく感じられますね。