- lanケーブルの色の順番の覚え方は?
- 意味は?
- 単線とヨリ線の違いは?
について紹介します。
《結論》
★lanケーブル:緑、緑白、橙、橙白、青、青白、茶、茶白の8本の銅線が入っている
★A結線、B結線で配列が違う(日本ではほとんどがB結線)
- A結線:1番は白緑、2番は緑、3番は白橙、4番は青、5番は白青、6番は橙、7番は白茶、8番は茶の順
- B結線:1番は白橙、2番は橙、3番は白緑、4番は青、5番は白青、6番は緑、7番は白茶、8番は茶の順
★色順番の覚え方として、
- A結線はミドシロスタート、B結線はオレシロスタートで始まる
- 4番、5番、7番、8番は共通している
- 1、2、3、6番は「白・それぞれの色・白・それぞれの色」の順番
で覚えるのが良いと言えます。
A結線とB結線がある
lanケーブルの中には緑、緑白、橙、橙白、青、青白、茶、茶白の8本の銅線が入っています。
さらに8本の銅線配列の順番によって、2種類に分けられます。
その2種類はA結線とB結線と呼ばれています。
- A結線内の銅線配列:1番は白緑、2番は緑、3番は白橙、4番は青、5番は白青、6番は橙、7番は白茶、8番は茶の順番
- B結線内の銅線配列:1番は白橙、2番は橙、3番は白緑、4番は青、5番は白青、6番は緑、7番は白茶、8番は茶の順番
A結線とB結線の違いは銅線の接続する順番が違うだけで性能は同じです。
1番、2番、3番、6番の銅線の接続する準が違うだけであとは同じです。
lanケーブルの色の順番の覚え方は?
色順番の覚え方として、
A結線はミドシロスタート、B結線はオレシロスタートで始まること、
あとは白、それぞれの色、白、それぞれの色の順番で覚えるのが良いと言えます。
また、4番、5番、7番、8番は共通していることも覚えておくと良いです。
A結線とB結線の違いは接続が違うだけで性能は同じなこと、日本国内ではA結線が使われることは殆ど無く、一般的にB結線となっています。
色の役割や意味は?
色の役割や意味については、ケーブルの中の線は全て通信に使うので一本でも切断する通信できなくなります。
ですが、全ての色が使われているわけではなく、
オレンジが受信データ、緑が送信データで他の色は未使用なのが一般的となっています。
ケーブルには単線とヨリ線がある
ケーブルの中の線には単線とヨリ線があります。
単線
単線は芯線が太く通信性能に優れていて、
ヨリ線に比べて作りやすいので値段も安価なのが特徴です。
ですが、硬いので使いにくいという欠点があります。
ヨリ線
一方、ヨリ線と言うのは、細い線をヨリ合わせて1本の芯線を作っている状態のことです。
ケーブルが柔らかいので使いやすいのが特徴です。
しかし、通信性能が単線より劣り、値段も高めと言う欠点があります。
ヨリ線を使う理由は、エネルギーを漏らさないようにして、伝送ロスを減らすためだからです。
まとめ
lanケーブルの色の順番の覚え方はA結線、B結線で違うこと、
色順番の覚え方として、A結線はミドシロスタート、B結線はオレシロスタートで始まること、
あとは白、それぞれの色、白、それぞれの色の順番で覚えるのが良いと言えます。
日本国内ではB結線が一般的となっています。
線の色による役割は特に明確に書かれているわけではなく、
一般的にはオレンジが受信データ、緑が送信データで他の色は未使用となっています。
1本でも断線すると通信できなくなるので、扱いには注意が必要です。