- 夏至に食べるものは何?
- 北海道は何もないの?
- 関東と関西では違う?
について紹介します。
夏至とは
日照時間が一年で最も長いと言われているのが夏至であり、夏の始まりでもあります。
毎年6月の20日か21日くらいが夏至になり、2022年は6月21日です。
特に意識をされていない方も多いかも知れませんが、夏至に食べる物があるということをご存じでしょうか?
今回は夏至の食べ物のことを紹介させて頂きます。
北海道
北海道の夏至に食べる物を調べてみたのですが、
どうやら北海道では特にこれを食べるという習慣はないそうです。
おいしい食べ物が豊富なので何か食べるのかなと思いましたが意外な感じもしますよね。
もしかすると北海道には梅雨がないことも関係していのかも知れません。
ただ、特定の物を食べたりする風習はありませんが、
夏至に関連したお祭りは色々開催されていることが分かりました。
食べない分、お祭りを大事にされているのでしょう。
ちなみに北海道の近くである東北地方でも特に夏至に何かを食べたりするという風習はありません。
関東地方
東京や神奈川のある関東地方では、小麦粉を使った物が食べられていると言われています。
小麦粉を使った料理は色々ありますが、夏至に食べる物というのが小麦粉を使用したお餅なのです。
小麦粉と一緒にもち米を使ってお餅を作り、それを焼いて食べるという風習があるそうです。
また、食べるだけではなく、作った小麦餅を神様にお供えしたりするご家庭もあるそうです。
主に農家さんがやっているかと思われます。
夏至は小麦が収穫される次期でもあり、
収穫が出来たお祝いの意味や、おいしく出来たことを神様に感謝したりするという意味が込められているそうです。
その為関東で小麦粉を使ったお餅が食べられるというのは、農家から広まった説が有力であると言えるでしょう。
ちなみにここで言う小麦粉というのは収穫されたばかりの小麦粉のことです。
無事に収穫出来ましたという意味でお餅を作って食べるのです。
他にもお餅のように粘り強く過ごせるようにという意味もあるみたいです。
関西地方
大阪や兵庫のある関西地方では何を食べられているのでしょうか。
関東とは全く違って海産物であるタコを食べるという風習が昔からあるようです。
大阪はたこ焼きが凄く有名ですが、本当にタコがお好きなのでしょう。
農産物ではなく海産物のタコを食べるので、大漁祈願のように感じるかも知れませんが、
実は意味は関東と同じく、収穫への感謝だったり、良い農産物が収穫出来ますようにという意味で食べられているようです。
夏至の当日というわけではなく、11日目までの間にタコを食べたりすることも多いようです。
どうしてタコなのか?という話ですが、
足が8本もあるタコなので、稲がしっかりと根付いて育って欲しいという思いが込められている
という説があるようです。
兵庫でもタコが有名ですし、関西の人たちがタコを大切にしていることが伝わるような話ですよね。
京都
また、関西地方でも京都の場合は水無月(みなづき)という和菓子を
夏至に食べたりすることがあるそうです。
和菓子を食べるというのがなんとも京都らしいですよね。
この水無月という和菓子ですが、邪気を追い払ってくれたり、
夏の暑さに負けず健康的に過ごせますようにという願いが込められているそうです。
邪気というのは暑くなるとどうしても体調を崩しやすくなりますので、そのような意味もあるのかも知れません。
さいごに
夏至の時期は体調も崩しやすいと思うので、
意識して栄養を摂ったり体に無理せず過ごせるといいですね(*´▽`*)
京都の水無月は毎年食べたくなります。
見た目も涼しげでなんですよね♪