- 花祭りの食べ物は何?
- 何をする行事なの?
- 甘茶って何?
について調べてみました(^^)/
花祭りは何をする行事なの?
まず、花まつりとは、お釈迦様の誕生を祝う仏教行事のことです。
クリスマスがキリスト教でイエス・キリストの誕生を祝う事であるのと同じで、
仏教ではお釈迦様の誕生を祝うのが花まつりと言われています。
食べ物は何?
花祭りでは、
草団子、草餅、よもぎ餅や
たけのこ、そら豆などの旬なものを食べることが多いです。
★たけのこ:天に向かって真っすぐ伸びる
★そら豆:さやの先が天に向かって伸びる
のが理由なようですよ。
正式名称は灌仏会
「花まつり」として知られるお祭りの正式名称は、
仏に灌(そそ)ぐことから「灌仏会(かんぶつえ)」といいます。
別名は多数あり
また、花まつりは、別名も沢山あり
降誕会(ごうたんえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、浴仏会(よくぶつえ)、竜華会(りゅうげえ)、花会式(はなえしき)
ともいわれています。
花まつりはいつ?
お釈迦様の生誕が4月8日とされているため、
花まつり・灌仏会(かんぶつえ)はこの日に開催されるのが一般的とされていますが、
旧暦の4月8日や月遅れの5月8日に開催するお寺もあり、地域によって異ります。
主に関東地方では4月8日、関西地方では5月8日に開催される事が多いようです。
伝統行事が行われる
また、お寺で開催される花まつり・灌仏会では、さまざまな伝統的行事が行われます。
この日のために作られた小さな御堂である花御堂に、
右手で天を指し左手で大地を指した誕生時のお釈迦様をかたどった彫像・誕生仏(たんじょうぶつ)を安置します。
これは華やかな色や香りを持つ花によって仏を供養するという意味があると言われ、
花御堂は色とりどり華麗に飾られます。
仏が歩く道に花をまく散華(さんげ)と呼ばれる行いになぞらえたものです。
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甘茶をかける
他には花御堂に安置された誕生仏に、参拝者が甘茶をかけたりすることもあります。
こうすることで、体を洗い清め、子どもの身体健全や諸願の成就を願います。
甘茶をかけることは、昔虫よけやまじないにも使われたそうで、
花まつり中、お寺によっては甘茶を振舞ってくれるところもあります。
甘茶って何?
甘茶ってどんなお茶だろう?と思う方も多いと思います。
私もお婆ちゃんに飲ませてもらうまでは、そんなお茶があることも知りませんでした。
甘茶とはアマチャという木から作られた、独特な甘さのあるお茶のことです。
甘いのに砂糖などの甘味料を入れた訳ではなく、自然本来の甘さらしいです。
初めて飲んだ時は、お茶なのに甘いので脳が追いついてきませんが
二口目くらいから、私はその甘みがクセになり美味しくて好きになりました。
皆さんも機会があれば、ぜひ味わってみてくださいね。
さいごに
花まつりは他にも「稚児行列(ちごぎょうれつ)」と言って
平安装束モチーフの衣装を着た子供達が行列を作り、
街を練り歩くと言った行事を行うお寺もあるみたいですよ。
花祭りの季節になると、「甘茶が飲みたいな」といつも思います(^^)/