- パラリンピックマーク「スリー・アギトス」の歴史は?
について調べてみました(^^)/
パラリンピックマーク「スリー・アギトス」の歴史は?
夏と冬、4年に一度オリンピックの後に行われるのがパラリンピックです。
同じ国際的なスポーツ大会で、同会場で行われますが、シンボルマークは異なっています。
オリンピックのマークは5つの輪の描かれた物で、皆さんよくご存知なことでしょう。
5つの輪だからオリンピックのことを五輪という別名で呼んだりすることもあるのです。
その一方でパラリンピックのマークはまだまだ認知度が低いのも事実です。
パラリンピックのシンボルマークは「スリー・アギトス」という名前で、
細い三日月のような形が赤・青・緑の三色でデザインされています。
歴史は浅い
このスリー・アギトスのマークはいつから使われるようになったのかですが、歴史は意外にも浅いのです。
日本パラリンピック委員会によると、2004年のアテネパラリンピックから使われるようになったということです。
パラリンピック自体はその前からありますが、21世紀に入ってからというのはちょっと意外ですよね。
アテネはオリンピック発祥の地とも呼ばれています。
その大会から使用されるようになったということにも大きな意味を感じます。
今のデザインは三代目
実はこのスリー・アギトスですが、その前からパラリンピックのシンボルマーク自体は存在していました。
このデザインは三代目にあたるものです。
最初に使用されていた2004年のアテネ大会では、微妙に色が異なりました。
2019年以降からは彩度が上がりより明るいカラーになりました。
アギトスの意味
アギトスと言う言葉の意味ですが、ラテン語でアギトは「私は動く」の意味があります。
3つのラインが描かれていることで複数形になるので「アギトス」という名前になっています。
「私は動く」という素敵な意味が込められているこのマークですが、
障害があってもハンディキャップに負けることがなくスポーツで勝負出来るんだという気持ちが込められています。
この3つのラインは世界から選手が集まって戦っていることも意味しています。
赤・青・緑が使われている理由
赤・青・緑の三色が使用された理由ですが、世界の国旗で最も多く使われているからとのことです。
日本のシンボルでもある日の丸の赤が入っているのも嬉しいですね。
初期の色合いよりも、現在の物の方が日本の国旗の赤に近い色になっています。
さいごに
スリーアギトスって、カッコいい名前だな~
と思っていましたが、「私は動く」という意味を知って
より素敵に思いました。
パラリンピックも全力で応援します!楽しみです(*´▽`*)