土用の丑の日にはウナギを食べるというイメージが強いですが、風習や言い伝えもあります。
その中で、土用の丑の日にやってはいけないこととして土いじりが挙げられます。
- 土用の丑の日の土いじりはなぜダメなの?
- したらどうなる?
- 土用にしてはいけないことは?
について紹介します。
土用の丑の日の土いじりはなぜダメなの?
土用の丑の日に土いじりをしてはいけない理由は、神様が土を支配している期間だからと言われているからです。
日本で発展した天文や暦、占術などの占いの教えである陰陽道の中で、
陰陽道の神様に土公神と言う土の神様がいて、土用の期間は土公神が土を支配して土の気が盛んになります。
その期間中に人間が不本意に土を触ったりいじったりすると神様を怒らせてしまうと言われており、
土用の丑の日を含めた土用の期間は土いじりを避けた方が良いと言われるようになったのです。
土用の丑の日を含めて土用の期間に土を触ったりいじったりすることは控えて、神様をゆっくりと休ませてあげようという考えもあります。
土いじりしたらどうなる?
もし、土用の期間に土いじりをしてしまってもそれだけで罰が当たるとか不幸になるとは言えません。
また都合上どうしても土用の期間に土を触ったり、いじる必要もあります。
そういった時は、土用の時期の中で間日と呼ばれる日があるので、その日に作業するようにします。
間日は土公神が地上にはいなくなる日で、地上で土をいじることが可能になる日です。
土用の期間は夏の土用の丑の日だけでなく、春秋冬それぞれにある時期で、
立春、立夏、立秋、立冬それぞれの前の18日間が土用の時期となり、72日間もあります。
春夏秋冬それぞれの土用の時期に、
- 春:巳、牛、酉の日
- 夏:卯、辰、申の日
- 秋:未、酉、亥の日
- 冬:卯、巳、寅の日
の4日から5日間が間日となり、その日に合わせて土いじりをします。
万が一間日以外の土用の期間に土をいじってしまったら、神様に「ごめんなさい」と「申し訳ない」気持ちを持つことです。
土用にしてはいけないことは?
土用にしてはいけないこととして、土いじりや土に触れることの他に
新しいことを始めるのは良くないと言われています。
例えば、就職や転職、開業や開店、結婚や結納、地鎮祭、新居の購入、増改築、リフォーム、契約、引っ越しなどです。
土用の時期は季節の変わり目なので大人しくした方が良いと言われているからです。
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもあるので、
昔は医療体制も十分ではなく、具合が悪くなってもすぐに病院にかかれなかったので、
大人しく身体を休めて置こうという考えもあります。
土用の時期はどこの方角も凶になってしまうことから旅行や長距離の移動も避けた方が良いと言われています。
まとめ
土用の丑の日を含む土用の時期に土いじりや土を触ってはいけないのは、土の神様を怒らせてしまうからです。
さらに、季節の変わり目なので新しいことをしない方が良いとも言われています。
土用の時期の中の間日に当たる日なら、地上に神様がいないため土いじりや土を触ったりできるので
間日に行うようにします。
ガーデニングが趣味の方などは気を付けた方がいいかもしれませんね(*´▽`*)
私も母に伝えておきました。
季節の変わり目って、ホントに体調を崩しやすいですよね。
ぐったりしてやる気がおきないし、やたらと眠たくなったりするのが厄介です。
そうならないように、栄養のあるものを食べて体もなるべく動かして
備えたいなと思いました。
先日、うなぎを食べたら翌日疲れ知らずで
溜まっていた家事とか仕事を片付けられたのでやっぱり栄養は大事だなと思いましたよ(*'▽')