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【大相撲の行司】給料はいくら?定年は何歳?どうやってなれるの?

2022年6月13日

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  • 大相撲の行司の給料はいくら?
  • 定年は何歳?
  • どうやってなれるの?

について紹介します。



【大相撲の行司】給料はいくら?

相撲

大相撲の行司の給料は

  • 本給
  • 装束補助費(立行司で約5万円)
  • 手当

に分かれています。

 

序ノ口行司の初任給は

本給1万4000円+手当12万6000円で合計月14万円です。

 

この中の本給は階級が上がるたびに増えて、

横綱にあたる立行司になれば年収は、1300万~1500万円といわれています。



定年は何歳?

相撲

それでは定年は、何歳でしょうか?

満65歳ですが、2015年から規定が変わり、

定年日が本場所途中であっても、定年日を迎えた場所の千秋楽までは職務継続が可能となりました。

 

規定が変わるまでは、1月場所後に役員選挙がある際には、

役員選挙権のある立行司は春場所前の2月の定年日まで職務に就いていましたが、

それまでは定年日を迎える直前の本場所千秋楽で引退して、後継者に引き継ぐのが慣例となっていました。

どうやってなれるの?

はてな

 

次に行司には、どうやってなれるのでしょうか?

 

行司になるためには、19歳までに相撲部屋に入り

部屋の雑用係を務めながら、行司会(行司が運営する団体)や日本相撲協会に

行司として推薦される機会を待つようになります。

 

まず行司会では、相撲の歴史や勝敗の見極め方、行司の発声、

「相撲文字」と呼ばれる番付表などを記す独自の書体について学びながら、修業を積みます。

 

行司には、力士と同じように番付があり、序ノ口格から始まり序二段格、三段目格と上がっていき、

最高位は立行司になります。

 

又、いろいろ決まりもあり年間に一定以上の差し違い(誤審)があると降格処分を受けるなど、

相撲に対する深い知識と、取り組み時の高い集中力や的確な判断力が求められます。



行司の仕事

本場所中

行司

  • 審判
  • 横綱や幕内力士の土俵入りの先導
  • 翌日の取組書きと土俵上での紹介
  • 勝敗の記録
  • 決まり手の場内アナウンス

など担当しています。

 

本場所中以外

  • 土俵祭りの祭主
  • 番付や取組編成会議での書記
  • 顔触れ書き

などもあり、土俵内外で色々な仕事があります。

仕事は多岐にわたる

又、新番付発表と同時に配布される番付表の元書きも行司の仕事で、

これに各部屋の雑務が加わり掃除、各種の案内状や礼状書き、

更に打ち上げや激励会での司会、冠婚葬祭の仕切りなど仕事量は多岐にわたっています。

 

行司の仕事の中でも特に「先発書記」と呼ばれる巡業に帯同する行司は、

超多忙で45人のうち30人の行司が巡業に帯同されるが、

庶務や総務、経理までが全部一緒になったような仕事で、

担当親方のサポートはもちろんで、巡業運営の中心的役割を果たさなければなりません。



さいごに

土俵

行司の仕事って本当に色々あって大変ですね。

大相撲を楽しく見ていますが、その裏には様々な苦労があって

作り出しているのだと思うと、また見方が変わってきます(*'▽')