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相撲はいつから始まった?いつ国技になったの?

2022年5月10日

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相撲 いつから

  • 相撲はいつから始まった?
  • いつ国技になったの?

について調べてみました(^^)/

《結論》

    • 奈良時代に、現代の相撲に繋がる四十八手と礼儀作法が制定された
    • 1900年代に入り両国国技館が完成し、
      その建物名により相撲が国技として認識されるようになった

ということでしたよ。詳しく紹介していきます。



相撲はいつから始まった?

相撲

相撲がいつから始まったのかは、古墳時代のいろいろな物(置物など)にも書かれるほど古く、

  • 「古事記」には、神様同士が相撲と取ったり
  • 「日本書紀」には、最古の人間の力士同士による取り組み

がそこには書かれています。

奈良時代

奈良時代には、現代に繋がる四十八手と礼儀作法が制定され

五穀豊穣を祈願する神事として、

又武士の実践の鍛錬として普及したようです。

鎌倉時代

更に、鎌倉時代は、

武士同士が馬を巡って相撲で競う話があります。

南北朝時代

南北朝時代には、遊びとして着物を着たまま相撲を楽しむという文化

としても根付いた様です。

室町時代

室町時代になると、大名が相撲見物をしたりして娯楽としても相撲が根付いていくようになりました。

江戸時代

そして、江戸時代に入ると、寺社建立時の資金集めで勧進相撲が始まり、

その流れで幕府の寺社奉行の管理下で、職業相撲の団体ができ

年寄による管理体制のもとで興業の許可が下りましたが、

この職業相撲は江戸だけでなく、京都や大坂にも職業相撲の集団も出来相撲が広まっていきました。

明治時代

明治時代になり西洋人が入ってきたため、裸禁止令が出て

野蛮と思われないために明治政府は、裸を取り締まり、相撲取りもその禁止の対象となりました。

この事で一時は相撲自体の廃止も考えられましたが、

明治天皇の相撲好きが天覧試合の開催に繋がり大相撲は興業ができるようになり、

この時期に横綱を番付の最上位に据えるようになりました。



いつ国技になったの?

相撲

国技になったのは、1900年代に入り両国国技館が完成し、

その建物名により相撲が国技として認識されるようになりました。

土俵や作法なども今とほぼ変わらぬ形式となり、

現在の菊の紋入りの優勝杯(天皇杯)が作られたのもこの時期で、

個人優勝制度が確立され、財団法人大日本相撲協会も設立されました。

世に広まるきっかけ

相撲が国技という考え方が世に広まるきっかけになったのは、両国国技館と命名したからと言われていますが、

国技は、法律で定められて特別の待遇を受けている場合もありますが、

多くの場合は、国民に深く親しまれていたり、歴史的に重要だったりするためで、

国技とされている日本の場合もこれにあたります。

ですが、相撲の他にも、剣道、弓道、柔道といった武道も、まだ日本には国技だという考えもあります。



さいごに

大相撲は、このように長い歴史の中で今の形が作られ、国技と認められてきたんですね(*´▽`*)

これまでの歴史的背景を知り、いつもと違った視線で観戦できるようになれば

新たな関心を持てるようになるのではないかな?と思います。