- 梅雨に紫陽花が咲くのはなぜ?
- 雨との関係は?
について紹介します。
梅雨に紫陽花が咲くのはなぜ?
紫陽花の学名はギリシャ語でHydrangea(ハイドランジア)といいます。
意味は「水の器」ということで、水に関係が深い名前が付けられているということが分かります。
水の器というのは、水で出来た器のことではなく、水がたくさん入る器の意味があるようです。
つまり紫陽花は水分をたくさん必要としている植物であるということです。
とは言ってもどんな植物でも水は育てる為に必要ですよね。
花もそうですが、農作物も同じことです。
水がなくても育つのはサボテンくらいではないでしょうか。
色々な植物がありますが、その中でも特に紫陽花は水が大量に必要になるとのことで、
それで雨の多い梅雨の時期に一気に花を咲かせるということです。
雨との関係は?
人間も水分を摂らないと生きていくことが出来ませんが、紫陽花は人間以上に水分を大量に必要としています。
人間は日に当たって水分を摂らなくても、猛烈な暑さではない限りは耐えることは可能ですが、
紫陽花の場合は日差しを浴び続けるとすぐに枯れてしまうのです。
そう言えば茶色っぽくなってしまっている紫陽花を見たことがあるという方も多いはずです。
梅雨の時期でも雨が少なくなる日が続く場合などもありますが、
そのような時には一気に弱って枯れてしまうということなのですね。
梅雨が長く続くのは困りものではありますが、
長く紫陽花を楽しみたいのであればたくさん雨が降らなければならないということです。
大量の水が必要ということもあり、自宅で育てるのはかなりお世話が大変そうです。
まさに紫陽花にとって雨は「恵の雨」というわけですね。
ちなみに、日当たりの悪い場所やジメジメしている場所などでは、
そこまで雨が長く降らなくてもキレイまま枯れずに残っていてくれたりすることがあるようです。
さいごに
「どうして紫陽花は梅雨時期に咲くのだろう?」と思っていましたが、
たくさん水が必要だったからなんですね(*´▽`*)
雨の中の紫陽花はとってもキレイですよね。
我が家は毎年、鎌倉に紫陽花を見に行っています。
梅雨時期にしか見られない沢山のカラフルな紫陽花を目にすると
雨の憂鬱が吹っ飛んでしまいますよ♪