柏餅はこしあんやつぶあんが中に入ってることが多いですが、みそあんを入れる地域もあります。
- 柏餅のみそあんは珍しいの?
- みそあんの地域はどこ?
- 柏餅の由来や意味は?
について調べてみました(^^)/
《結論》
- みそあんは関東から北の限られた地域のみで食べられることが多い
- 柏餅は江戸で生まれ、関東地方発祥
柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないので、
- 子孫繁栄や子供が生まれるまでは親が死なない
- 後継ぎが耐えない縁起の良いもの
として食べられるようになり、参勤交代以降全国に広まったことが由来
でしたよ。詳しく紹介していきます。
みそあんが食べられている地域
みそあんが使われてる地域は限られており、関東地方よりも北の地方で見られます。
特に柏餅の発祥地のある東京を含む関東地方でみそあんを使った柏餅はよく食べられています。
関東地方以外では、宮城、長野や静岡でもみそ餡を使った柏餅食べられています。
みそあんとは
みそあんは文字通り餡の中にみそが入っていて、みそがベースになっている餡のことです。
作り方は、豆は白いんげん豆を使い
白いんげん豆を煮て濾して、ヘラで潰したものに白みそと砂糖を入れ良く練って完成です。
柏餅の由来
江戸時代の中期に、今の東京である江戸から誕生したとされています。
その後、参勤交代が始まり、大名がお国と江戸をお往復するようになって
全国で柏餅が食べられるようになりました。
よって、最初は江戸で食べられていたことから、柏餅は関東地方が発祥の食べ物であることが分かります。
柏餅の持つ意味
柏餅を持つ意味は、
柏の葉は新しい芽が育つまで古い葉が落ちないことで、
- 子どもが生まれるまで親が生きられるように
- 長生きできるように
- 跡継ぎが途切れることのないように
という、子孫繁栄を願った縁起の良い食べ物です。
食べる意味として、子孫繁栄の願いを込めてもありますが、
柏餅の形が柏手に似てることも挙げられます。
柏手は神様に祈願するときに打つ神聖なものであり、縁起が良いから食べられるようにもなりました。
防腐作用がある
さらに、柏の葉には抗菌や防腐作用があり
今のように防腐剤などが存在しない江戸時代に餅が腐ってしまうのを防いで、
良い状態が長く続くと言う意味ずっと健康でいられるようにという願いを込めて食べられてきました。
柏は乾燥した環境でも生育できる強さを持っており、
秋に葉っぱが枯れても春に新しい芽が出る前まで落ちることがないことで、
子孫繁栄や家系が耐えないよう願いを込めて柏餅が食べられるようになりました。
さいごに
柏餅には、子孫繁栄の意味があったんですね(#^.^#)
我が家は関東なので、みそあんもよく食べています。
味噌がアクセントになっていて美味しいんですよね♪
今年もいろんな柏餅を買ってこようと思っています。