すき焼きには専用の鍋があります。
お店だとすき焼き用の鍋で提供されますが、家庭で作る時にすき焼き用の鍋を持っていないといったケースもあります。
そこで、
- すき焼き鍋の代わりになるものはある?
- 普通の鍋でもすき焼きはできる?
- すき焼き鍋は形状はなぜ浅い?
について調べたので紹介します。
《結論》
★すき焼きは普通の鍋でもできる
★代用品としては、フライパン・ホーロー鍋・ホットプレート・スキレットがおすすめ
★すき焼き用の鍋は水分が蒸発しやすいように浅く作られていて、加熱時間が短くなるような素材を使っている、
★代用品を使う時は加熱時間が長くならないようにあらかじめ下茹で等の準備をしておくこと、
割り下を濃い目に作っておくことといった工夫をするのがおすすめ
すき焼き鍋の代わりになるものは?普通の鍋でもできる?
最初にすき焼き鍋の代わりになるものはあるのかについてですが、
代表的なものとして
フライパン、ホーロー鍋、ホットプレート、スキレットの5つが挙げられます。
フライパン
フライパンはすき焼き用鍋の形状と同じ浅めのものを使うことで水分が蒸発しやすく、
専用の鍋が無くても手軽にすき焼きを楽しめます。
ホーロー鍋
ホーロー鍋は冷めにくいのですき焼きを温かいまま美味しく食べることができます。
食材が鍋底につきにくいので焼いている途中でボロボロになりにくく、
早く火が通るので肉が硬くなりくく美味しく作れます。
ホットプレート
ホットプレートは少し深い作りになっているものだとすき焼き鍋の代用として使えます。
火を使わないので安心して作れること、電気なので火の通りが比較的良い利点があります。
プレートが外れるタイプだと片付けが楽です。
スキレット
スキレットは熱伝導が良く、熱を逃しにくい鋳鉄製ですき焼き用の鍋として代用できます。
大きいものから小さいものまでサイズが豊富なので一人すき焼きも手軽に作れます。
代用品を使う時の注意点
代用品を使うときの注意点は、すき焼きは余分が水分を飛ばすことで味がぼやけず美味しく作れますが、
代用品は水分が蒸発しにくいので割り下の濃さを濃い目にすること、
加熱時間が長くなりやすいと肉が硬くなりやすいので
煮込みに時間がかかる根菜類等は下茹でしておくことで、すき焼き鍋で作る時により近い状態で作れます。
すき焼き鍋はなぜ浅い?
では、なぜすき焼きには専用の鍋があるのか、
普通の鍋との違いについては、形と火の通りやすさが挙げられます。
普通の鍋は深い形になっているのに対して、すき焼き用鍋は浅い形になっています。
浅い形になっていることで水分が蒸発しやすく、すき焼きは水分が多いと水っぽい仕上がりになってしまうので
水分が蒸発しやすいように浅く平面な作りになっているのです。
また、すき焼き鍋は火が通りにくい食材にしっかりと火が通るよう、
短い時間で火が通るように熱伝導率が良い素材が使われています。
加熱時間が長くなると食材が硬くなってしまうので、熱伝導率が良い素材で作られているのです。
よって、すき焼き鍋と普通の鍋の違いは、普通の鍋よりも水分を飛ばせるように浅く平たくなっていて、
加熱時間が短くて済むように熱伝導率が良い素材で作られていることが分かります。
まとめ
すき焼き用の鍋が無くても普通の鍋を含めて、色々な代用品があります。
フライパン、ホーロー鍋、ホットプレート、スキレットがおすすめです。
すき焼き用の鍋は水分が蒸発しやすい形と加熱時間が短い素材となっているので、
代用品を使う時は加熱時間が長くならないようにあらかじめ下茹で等の準備をしておくこと、
割り下を濃い目に作っておくことといった工夫も必要です。