お盆はご先祖様が帰って来るので家族みんなでお墓参りに行くという風習が昔からあります。
でも、行けない場合などありますよね。
そこで
- お盆のお墓参りは必要?
- しないとどうなる?
- 行けない場合はどうすればいい?
について紹介します。
お盆のお墓参りは必要?
お墓参りはする人が多いものの、絶対必要とうわけではありません。
ですが出来ることであればした方が良いにこしたことはありません。
せっかくご先祖様がこの時期は帰って来るのですから、
「元気でやってます」という気持ちで手を合わせることは大事だからです。
でも、現実はお墓参りに行かない人もかなり多いです。
もし日本人全員がお盆期間にお墓参りをしていたとしたら、墓地はテーマパーク並みに混雑していることでしょう。
普通の日よりは沢山の人が訪れてはいますが、どう考えてもスーパーマーケットの方が普通に混雑しているのではないでしょうか?
ですから絶対に行かなければならないというわけではないのです。
お墓参りをしないとどうなる?
お墓参りをしないからと言って、特にどうなることはありません。
出来たら新盆の時くらいは行った方が良いのですが、どうしても都合が悪く行けない方などもいることでしょう。
今と昔では生活スタイルも変わって来ています。
- 「お墓参りをしないとご先祖様に申し訳ない」
- 「嫌なことが起きたらどうしよう」
などネガティブになってしまう方もいると思いますが、その心配は必要ありません。
行かないことで不幸になったりしてしまうのでしたら、海外に住んでいて帰国が滅多に出来ない人はみんな不幸になりますよね。
そのようなことはありません。
「申し訳ない」という気持ちがあるのであれば行かなくても大丈夫です。
実は筆者自身、お墓のあるお寺がすぐ近くにあるにも関わらず行かないことが多いのです。
子供の頃は毎年のようにか必ず行っていたのですが、
大人になりサービス業になったことで祝日は仕事に駆り出されることが多かったり、混んでる時に行くのが嫌だという感情などからです。
また、沢山のお花が供えられているので苦手な虫が寄って来るという理由などもあります。
恥ずかしながら結構大きくなってからお墓参りで虫が飛んできて泣き叫んで逃げたこともありました。
それでも特に不幸なことなども起きていませんし、変わらない日常を過ごしています。
行けない場合はどうすればいい?
ご先祖様が帰って来るのはお盆ではあるのですが、基本的にお墓参りは一年中いつでもして大丈夫です。
選挙の期日前投票のように、お盆の前に行っても大丈夫ですし、
遠方に住んでいる方は帰省したタイミングで行くのが良いでしょう。
私のように人が多い時に行くのが苦手な人は普通の日に行った方がゆっくりと故人と対話することが出来る気がします。
最近面白いのは便利屋さんでお墓参りの代行というサービスをしている所があります。
他にもインターネット墓参りのような物も存在したりするくらいです。
お墓に行くか行かないかよりも、故人のことを思い出すということが一番大切なことです。
一番大切なことと駄目なこと
最後に一番大切なことと駄目なことですが、
駄目なことは「墓参りなんてどうでもいい」という考えです。
あなたが今ここに存在しているのはご先祖様が代々受け継いで来た歴史があるからです。
それを「どうでもいい」という考えをしてしまうと守ってもらえなくなってしまう可能性があります。
一番大切なことはお盆の時はもちろんですが、
普通の日でも故人やご先祖様のことを思い出して感謝の気持ちを持つということです。
亡くなった人のことを思い出してたり、家族と話題にしたりするだけでも供養になるのです。