- 「暖かくしてお過ごしください」の意味
- 目上の方や敬語として使っても良いのか
- 例文・類語
- 温かくとの違い
について紹介します。
【結論】
★寒冷な気候や健康がすぐれない場合や、相手の健康や快適さを心から願うという思いやりが込められている
★目上の方や敬語として使え、ビジネスシーンでもOK
★例文
- 「お体に気を付けて、暖かくしてお過ごしください」
- 「どうぞお体を大切に、暖かくお過ごしください」 など
★類語
- 「お体を大切に」「お自愛くださいませ」
- 「お身体をおいといください」「健康に気を付けて」 など
★暖かい・温かいの違いは
- 暖かい:体全体で感じるあたたかさ、気温や気候に関するあたたかさ
- 温かい:体の一部や心で感じるあたたかさ
手紙で使うなら、あたたかみのあるイラストが描かれたものを選ぶと
より喜んでもらえそうですね(*'ω'*)
目上の方や敬語として使っても良いのか
まず、目上の方や敬語として使える言い回しなのかについてですが、結論から言うと使ってOKです。
丁寧な言葉なので目上の方、ビジネスシーンでも使うことができます。
「暖かくしてお過ごしください」の意味
暖かくしてお過ごしくださいの意味として、寒冷な気候や健康がすぐれない、健康面で心配な方などに対して使うあたたかみのある言葉です。
相手の健康や快適さを心から願うという深い思いやりが込められています。
温かくとの違い
そして、「暖かく」「温かく」どちらが正しいのか、読みが同じで漢字が異なるので迷ってしまうものです。
- 暖かい:体全体で感じるあたたかさ、気温や気候に関するあたたかさ
- 温かい:体の一部や心で感じるあたたかさ
という違いがあります。
暖かくしてお過ごしくださいは、寒い時期に身体を気遣う言い回しとなり、
体全体をあたためる、気候や気温に関するので「暖かい」の方を使い、暖かくしてお過ごしくださいが正しい表記となります。
寒い時期に良く使われ、相手の健康や気遣い、あたたかい気持ちを伝えるために使われます。
例文
暖かくしてお過ごしくださいの例文として、
- 「ご自愛くださいませ。暖かくしてお過ごしください」
- 「今日は寒いですね。暖かくしてお過ごしください」
- 「お体に気を付けて、暖かくしてお過ごしください」
などが挙げられます。
年賀状
年賀状などの新年の挨拶と組み合わせて使うことも多いです。
- 「新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。寒さが厳しくなってまいりましたが、どうぞ暖かくしてお過ごしください」
- 「昨年は大変お世話になりました。さむいひが続いておりますが、くれぐれも暖かくしてお過ごしください」
といった形で健康を気遣う言い回しとして使われます。
手紙・メール
手紙やメールの文脈に合わせて、
- 「どうぞお体を大切に、暖かくお過ごしください」といった別れの言葉として活用もできます。
類語
暖かくしてお過ごしくださいは相手の健康や快適な生活を願う際に使われますが、
類似した言い回しや言いかえを知るとより、コミュニケーションの幅を広げることができます。
類語や類似した言い回しとして
- 「お体を大切に」
- 「お自愛くださいませ」
- 「お身体をおいといください」
- 「健康に気を付けて」
などが挙げられます。
「お体を大切に」は相手の健康を心から気遣う際に使われ、
病気からの回復期や忙しい時期に体調を崩さないようにという思いを込めて使われます。
「ご自愛ください」は非常に丁寧な表現となり、相手に対する敬意と健康を気遣う気持ちを伝えます。
ビジネスの場面や目上の方に使うと良いです。
「お身体おいといください」は相手の健康を気遣う際に使う表現で、やや古風な言い回しとなりますが
あたたかみと優しさを感じられます。
「健康に気を付けて」は日常生活で広く使われる言い回しで、相手に対して健康を保つようにという願いを込めて使われます。
まとめ
「暖かくしてお過ごしください」は
寒冷な気候や健康がすぐれない状況の方へあたたかみのある言い回しで、
相手の健康や快適さを心から願うといった思いやりの気持ちが込められています。
気候や気温に関し、体全体をあたたかくするので、暖かいを使うのが正しい表現となります。
ビジネスシーンや目上の方にも使うことができ、メールや手紙の締めくくりに添えると印象が良くなるでしょう。
類似や類語もあり、色々な言い回しがあるので、
関係性なども考慮し、より丁寧なカジュアルな言い回しが良いのかを判断しながら使うとより良いです。
手紙で使うなら、素敵なイラストが描かれたものを選ぶと
より喜んでもらえそうですね(*'ω'*)